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私を構成する9枚(洋楽)

トピック「私を構成する9枚」について

 

松本です。

 

前回の邦楽編が全然好評でもなんでもなかったので、洋楽編をやってみます。

見事に好評でもなんでもなかったです。

私を構成する9枚

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悩みました。悩みましたが、同じようなバンドばっかり入れても仕方ないので、多種多様な僕の血を集めた9枚にしたつもりです。選んだ後に気づいたんですが、1stが多いですね。やはり、熱情というか、1stは他と意気込みが違うのか、スペシャルに感じますね。ちなみに、もしあと一枚選べるなら、Red Hot Chili Peppersの「Blood Sugar Sex Magik」です。

 

それでは、順番にいきましょう。もちろん、紹介する順番に意味はありません。画像作成時のバランスです。

The Clash

 

 

 パンクバンドの代表としてクラッシュを選ぶ人も、クラッシュの中で1stを選ぶ人も少ないかもしれません。大体の人はパンクバンドならSex Pistols、クラッシュの一枚なら「London Calling」を選ぶと思います。しかし、僕のパンクバンド、僕のクラッシュと言えば、これです。

高校生の僕にとって、こんな新鮮な音楽は今まで聴いたことがなかったです。ピストルズよりも、クラッシュ。シンプル、ラウド、ノイズ、もうなんて潔い音楽なんだと。

30年以上経った今も、きっとまた世界のどこかで、この瞬間、このアルバムを聴いて衝撃を受けた高校生がいるはずです。893円ってすげーな。

 

Oasis - Definitely Maybe

 

 

 正直「(what's the Story) Morning Glory」を選んでも良かったんですが、どっちを聴いたかと言われるとこっちかなと。イギリスロック史上、最もビートルズに近づいたバンドの1つでしょう(残り距離はともかくとして)。メロディのセンスが本当に秀逸。何の意味もない歌詞でも、何かあるんじゃないかと思わせるテクニックは素晴らしいと思います。そんな僕の一番好きな曲は「Live Forever」です。

Nirvana - Nevermind

 

 

 

今更、このアルバムに何か言葉を添える必要があるか?という話ですよ。

なんと言っても「Smells Like Teen Spirits」なわけですが、それ以外の曲も素晴らしく、単純にアルバムとして完成度が高い。Pearl JamもGreen RiverもSound Gardenも素晴らしいですが、やはり、グランジイズニルヴァーナですよ。

Talking Heads - Remain in Light

 

 

好きです。大好きなんです。トーキングヘッズ。トーキングヘッズで一枚なら、もうこれしかないですね。僕の中では。簡単にファンクと言ってしまえば乱暴すぎますが、何なのって聞かれたら答えられないという。とにかく聴いてみてください。何とは言えないけど、何とも言えない良さに気づくはずです。

大学の軽音サークルの最初の自己紹介で、好きな音楽はトーキングヘッズと言って周りの全員ぽかーんだったのが昨日のことのようです。そりゃそうだわ。

 

The Beatles - Revolver

 

 

まぁ、結局のところ、ビートルズで何を選ぶか、ってところですよね。ここは大いに悩んでいいところでしょう。いくつもの回答があると思います。僕も悩みました。一番多いのは「White Album」かもしれません。でも、僕はリボルバーです。

これまで同様、単純に一番聴いたアルバム、という意味でもそうですし、僕が一番好きなジョンレノンの曲は「Tomorrow Never Knows」だからです。サイケデリックとはこういうことですよ。YesterdayやHey Judeと並んで教科書に載せるべき。天才ジョンレノンの真骨頂。

 

Miles Davis - Bitches Brew

 

 

前作「Kind of Blue」が良質なジャズアルバムだとしたら、これはジャズをぶち壊した革命的一枚でしょう。僕が「ジャズあんまり好きじゃないなー」って人に一枚を薦めるとしたら、これです。ジャズとロックの中間のような、とにかく聴きやすくかっこいい一枚ですね。ジャズのイメージが変わると思います。延々と聴けますほんと。

 

Michael Jackson - Thllirer

 

 

この世で最も有名なアルバムの一つでしょう。そして、表題曲の「ちゃーらー」のイントロは、恐らくこの世で最も有名なイントロの一つだと思います。そして、この世で最も売れたアルバムでもあります(1億枚以上!)。

しかし、誰もが知っていますが、じっくり聴いたことはないって人も多いかもしれません。音楽そのものに関しても、PV(SF)に関しても、とにかく画期的が詰まりに詰まったマイケルの最高の一枚です。僕がマイケルの曲で一番好きなのは「Beat It」も収録されており、このSFがまたかっこいいんだー

 

Minor Threat

 

 

何色がオリジナルなのかわかりませんが、とりあえずスキンヘッドが階段でうずくまってたらマイナースレットです(ちなみに僕の持ってるのは赤っぽいやつ)。ハードコア好きで知らない人はいないと思いますが、ストレートエッジ思想の原点にして象徴のように言われている伝説的バンドです。

選んだ理由は、ハードコアバンドとしての完成度の高さ、というのはもちろんあるんですが、大学の時にやってたコピーバンドで、マイナースレットのコピーをやってたから、というのもあります。いい思い出です。

 

Rage Against The Machine

 

 

記念すべきレイジの1stですね。レイジのアルバムは、カバーアルバム、ライヴアルバム全部ひっくるめてどれもいいんですが、衝撃度で言えばこれでしょう。まずジャケットが普通じゃない。そして「Bombtrack」「Killing in the Name」「Know Your Enemy」等、とにかく攻撃的。そして、最後の「Freedom」での締め。隙がない一枚です。ラップロックの金字塔。1050円は安いわ。

 

以上です!相変わらず疲れた!