松本です。
苦役列車を見ました
苦役列車を見ました。
原作は読んでいませんが、内容は大体知っていました。
原作者が酷評していたことは知っていたので、ちょっと興味があったのです。
映画としての完成度は
映画としての完成度はいいんですが、でもそれは役者の素晴らしさと、元々の原作者である西村賢太をある程度知っている事ありきの内容になっている気がします。
見て、全然面白くなかったわ、というほどではないんですが、だからと言っていますぐ見た方がいいよ!というほどでもないし、見てもいいんじゃないか、というレベルというか。
なんでしょうね。邦画によくある空気感で解決している感じがあります。
役者は素晴らしい
主役(原作者・西村賢太役)の森山未來は素晴らしいですね。見た目からするとちょっと美化してんじゃないの、って感じなんですが、いやー、素晴らしい。演技で選ばれたんだなという感じです。
危うくて、見ているこっちがハラハラするんだけど、憎めないところもある、という点が実に絶妙です。
この、憎めないところもある、というのが難しいんですよ。
基本はゲスで、80%以上はゲスなんですが、どこか憎めないところもある、という感じですよね。
あと、例の?前田敦子なんですが、悪くなかったですよ。というか、正直良かったですよ。
ただ、あまり活かしきれてないかなぁというか・・・まぁ、主人公にスポットライトをこれでもかと当てた映画なんで仕方ないんですが。
演技自体は気にならないし、魅力的に描かれていたと思います。
テーマ自体が人を選ぶ
こういう映画について語るとき、テーマ自体が人を選ぶものってすごく薦めにくいんですが、本当に人を選びます。
だって、すっごく下品ですもん。
なんて汚え言葉を使うんだこいつ(ほぼ全部森山未來)だ!って思うシーンが山ほどあります。
だけどまぁ、見てもいいんじゃないかな?という、映画です。はい。
最後に宣伝しときます
いつもの宣伝しときます。
とりあえず、 これ登録したらAmazonビデオは全部見れます。
あと見る予定は、紙の月、白ゆき姫殺人事件、探偵はBARにいる、武士の献立、これぐらいは見ます!