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京都から万物の面白さを伝えます

お父さんは悲しい

 

松本です。

次女が産まれ、予想通り自分の時間はドンドン削られ、もはや鰹節一枚ぐらいです。豆腐に乗せて、醤油をかけて、美味しく頂きたいぐらいです。生姜もひとつまみ乗せたいですね。

 

入院していた嫁が退院しまして。それと共に我が家に次女がやって参りました。

名実共に四人家族となったわけですが、義母がまだお手伝いをしてくれているので、まぁ五人家族ですかね。

短かった蜜月

嫁が入院している間は、僕と義母と長女の三人で生活していたので、それなりに僕の出番がありました。長女は、元々お風呂は僕と入っていたので、もちろん嫁がいない間もそのまま二人で入り、寝る時は二人でベッドに寝ていました。

長女は誰かの上に乗っ掛からないとなかなか寝られないので、僕にゴロンと乗っ掛かって寝ることになります。

世間の子供たちがどうなのかは知りませんが、これは非常に可愛いです。心地よい重みというか、とにかく安心しているのがリアルに感じられる体勢です。

 

しかし、嫁が帰ってくると、溜まっていた母への愛情と、独り占め出来なくなった寂しさか、とにかくもう嫁に甘えまくってます。

僕のエンペラータイムは5日で終わりました。

お父さんは悲しいよ

そんな中でも、一緒に遊んだり、お風呂に入ったりはします。

そして嫁の手伝いをしようと頑張るために、嫁が次女の相手をしている間は僕が代わりに長女の相手をすることになります。

することになりますというか、相手をしようとするんですけど、相手にされないというか。

とにかくもう何をやっても「ママがいい」です。例え西から昇ったお日様が東に沈もうが「ママがいい」です。これでいいのだ!なんて言えるわけもなく。

正直、お父さんは悲しいです。

ポジティブさの限界

まぁ、昔から長女はというか、子供が母親にべったりになるのは当然ですんで、そこで別に大きくへこんでいる訳ではありません。

ママがいい、と言われても、心の中で「(パパとママ、どちらも甲乙付けがたいが、何せ二人同時に抱っこして頂く訳にもいかないため、心苦しいが、今このタイミングで私の答えを言わねばならぬとしたら、)ママがいい」と補完しています。

そこから更に突っ込んで、もう「パパイヤ!」になることがあります。

そうなると、前後に「(君達キウイ)パパイヤ!(マンゴーだね〜)」と補完しています。

顔で泣いて、心でも泣いています。

 

しかし、ここに来て結構な衝撃発言が出てきました。

もはや好き嫌いを超越したもので、悲しみというか、むしろ感心してしまいました。

嫁が次女におっぱいをあげていると、ひらめいた!という風に「じゃあ、次女はパパが抱っこして、長女をママが抱っこしたらええやん!」と言ってきます。

自分の感情を表に出さずに両親をコントロールしようとする提案です。

長女も大きくなったなぁという喜びと、こいつなかなか面白いこと言うじゃねーかという感心と、とにかくもう父親は次女に押し付ければいいやという打算に対する尋常じゃない悲しみが僕を襲ってきます。

 

長女よ、お父さんは悲しいよ。

 

鰹節ぐらいのぺらっぺらの自由時間ではこれが限度でした。

ザッツ育児ブログ。

さらば僕の自由時間。