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京都から万物の面白さを伝えます

こち亀終了に際して、さいとうたかを先生の言葉が深い

 

松本です。

こち亀の連載が終了するそうです

なんと言っていいのでしょうか。

正直、最近のこち亀は面白くない話が非常に多く、個人的にはまだやんのかよとは思いつつ、いざ終わってしまうとなると、この喪失感・・・。

僕が産まれた前からやっていて、一度も休載したことないんですよ。つまり、僕はこち亀の載っていないジャンプを手にしたことはないということです。

すごいですよねぇ・・・。

 

よく言われていることですが、100巻くらいまでのこち亀は本当に面白かった。大好きでした。単行本集めてましたからね。

残念というか、なんと言っていいかわからない心境です。

さいとうたかを先生の言葉が深い

そんなこち亀の終了に際して、さいとうたかを先生のコメントが紹介されていました。

未だにゴルゴ13を書き続け、すでに45年以上だそうです。

以下、抜粋。

「ご苦労さまと言うしかない。連載があれだけ長くなると、作品が自分のものではなくなるので、やめるにやめられなくなるものなんです。(こち亀は)雑誌の顔になっていましたから、よく決断できたなあ。寂しいのと、うらやましいのと、不思議な気持ちです」 

ふ、深い・・・。

僕もまぁ似たような感想を上で述べましたが、なんというか、心が入った言葉というか、重みが違いますね。

どこか我々には計り知れない、戦友のような感情を抱いていたのかもしれません。

終わりたくても終われないシステム

ここで言及されている「作品が自分のものではなくなる」というのは、売れた漫画ではよく聞く話ですね。

もちろん、アシスタントや連載している雑誌に関してもそうですが、あまりに大きくなるとそれ以上の問題が生じるようです。

ドラゴンボールで言われていたのは、連載が終了すると、ゲーム・おもちゃ・お菓子・映画・アニメ等、色んな業界に波及してしまうから辞められないという話です。

漫画はメディアミックスが非常に多い業界ですから、そういうしがらみが多いのでしょうね。

ドラゴンボールは結局、漫画が終了してからも他の業界では生き続けている珍しい例かもしれません。まぁ、漫画自体がとんでもないですからね。

こち亀が終了するのは、時代か

こち亀は、40周年と200巻が重なったから辞めた、と秋本先生は語っていましたが、それはまぁその通りとして、ただ、100巻前後のクオリティがあれば、多分辞められなかったのではないでしょうか。

作者自身が「読む人間が移り変わる中、新しいものを入れていくのが週刊誌」といった旨のコメントを出している通り、こち亀は新しい話題を取り入れてはいたものの、新しい漫画にはなれてはいなかった気がします。

 

200巻の表紙がこれらしいですからね。

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う、うーん・・・

 

最終話は9/17発売のジャンプに掲載予定です。

泣いちゃうかもなー。