松本です。
Time is Moneyと時は金なりの違い
という話を聞いたので、ちょっと話してみます。
もちろん、皆さん時は金なりということわざを聞いたことがあると思います。これは元々西洋のことわざである「Time is Money」を、そのまんま日本語にしたわけですが。
皆さん、このことわざについて考えたことはあるでしょうか?と言うか、違うものと認識したことはあるでしょうか?僕は、この話を聞くまでは全く同じだと思っていました。
まぁ、厳密に言うと、二つの意味の違いというよりは、文化の違いに近いかもしれませんが。簡単に言うと、価値の違いです。
Time is Moneyは「Time=Money」ですが、時は金なりは「時>金」という認識に近い、と。
そう言われてみれば?
なんか、そう言われてみれば「時は金なり」って時間は重要!って意味で使われることが多い気がします。時は金なりだよ!って、ほぼ「急げよ!!」って言われてるのと同じなような。
なんとなくですが、時間はお金よりも大事だから、時間を無駄に使うのはやめようね、というニュアンスですよね。まぁそもそもあんまり使うことはないですけど。
それに対して、Time is Moneyというのは、時間とお金は等価値だからね、というニュアンスで使われるそうです。
こんなに働いたんだからさ!タイムイズマネーだろ!みたいな感じのようです。まさに「イズ」なんですね。なんか、イメージですが、ちょっと合理的というか。感情は挟まないよ!的な。
Time is Moneyでいきましょう
しかし、ここ最近は皆さん働きすぎじゃないでしょうか。サービス残業だとか、みなし残業だとか。僕は働く上で決めていることがあります。サービス残業は絶対にしない、と。
そんな甘い考えで仕事できるか、とか、ずいぶん楽な仕事をしてるね、とか言われるかもしれませんが、甘い甘くないで語らず、正しいか正しくないかで語りましょう。ちょっとぐらいの汚れ仕事なら残さずに全部やってやりますが、限度がありますからね。サービス精神でまかなえないことは、それはもう無理ってことなんだから。
僕はサービス残業なしで潰れる会社は本来潰れていて当然だし、金もらってない仕事は仕事じゃないと思っています。ボランティアですよ。金が発生してないわけなので。
最近、よく「いじめ」という言葉がよくないとか言いますよね。暴行事件だと。他にも「万引き」や「暴走族」もそうですよ。言葉が罪を軽くしたり、あこがれを抱かせたりするわけですよ。
僕は言いたいですね。サービス残業ではなく「奴隷達の宴」だと。いや、これじゃかっこいい。あこがれを抱かせてしまうかもしれないな。もっと「不正労働」とかの方がいいのかな。それか「タダ働き」とか「人生の無駄遣い」とかそんな感じの方がいいかな。
まずは「Time is Money」ですよ。時間とお金が等価値と認識することが、地道に努力する道にもつながると思いますし、今の環境を是正する一歩だと思います。合言葉は「俺たちTIM!」でいきましょう。
ちょっと「奴隷達の宴」が気に入ったのでサブタイトルに入れておきました。あこがれを抱かせてしまうかもしれないな。ちなみにAmazonで「奴隷達の宴」で調べたら、ここで紹介できそうなのは一つも出てきませんでした。絶対に検索するなよ!