松本です。
Amazonビデオでハンガーゲームを見ました
最近、暇さえあればAmazonで何かしらを見ているんですが、そこそこ面白いという噂のハンガーゲームを観ました。
一部ではかなり人気のある映画(原作は小説)らしいんですが、僕は教えてもらうまでは知りませんでした。
どんな内容か、核心は避けつつ説明します。
近未来を舞台にした、平凡な若者たちのバトルロイヤル
(Yahoo!映画より)
ハンガーゲームは映画のタイトルでもありますが、作中では近未来で行われるバトルロイヤルゲームのことでもあります。
ゲームの流れとしては、全12地区から二人ずつ、抽選で選ばれた若者が一人になるまで殺し合うというものです。
まぁ細かく言うとなんだか色々あるんですが、ざっくり言うと、そんな感じです。
さて。
ここまでで何かを思い出す人はいるんじゃないでしょうか。そう、この記事にもなっているバトルロワイアルです。
バトルロワイアルとは
高見広春の小説タイトル、およびそれを原作とした映画です。漫画化もされてます(ちなみにバトルロワイアルは、バトルロイヤルのフランス語読み)。
映画版は、先日記事にした藤原竜也主演で、残忍なシーンの連続によりR15となった作品でもあります。
バトルロワイアルはランダムで選ばれた中学校の1クラスが、生徒一人になるまで殺し合うという内容です。
政府に抽選で選ばれた一般人が、自分の意思とは関係なく、一人になるまで殺し合う、この設定はかなり似ており、すでにネット上でも指摘されているどころか、指摘され尽くしていると言ってもいいぐらいです。
ちなみにハンガーゲームはアメリカの小説ですが、アメリカでも類似性を指摘されているようです。
どれくらい似ているのか?
今更この二作品が似ている!パクリだ!パクリじゃない!と騒ぐ気は毛頭ありません。
バトルロワイアルの熱心なファンは、ハンガーゲームをパクリと罵っているようですが、僕が見た感想としては、正直、設定以外はそれほどかなぁ・・・と思いましたね。
設定は確かに似ているのですが、展開的にはこの設定にすれば自然とこうなるかな、という流れかなと。
まぁ、設定をパクってるからだろと言われればそれまでですが。
作品の方向性はかなり違う
まぁこれに尽きますね。
ハンガーゲームは参加者は24人ですが、正直、その一人ずつのキャラの深さというものはほとんどありません。数人程度です。
それよりも主人公の心情、世界観を詰め込んでいる感じですね。
殺し合いの深さもほとんど感じません。展開の意外さも「ある一つ」を除けばほぼありません。
なんもねーのかよって感じですが、映像と世界観は面白いかなと。
バトルロワイアルは個人の心情描写がすごい
バトルロワイアルも、もちろんモブ的に一瞬でいなくなるキャラも結構います。
それでも個性的で印象に残るキャラは10人以上はいると思います。
僕が一番印象に残っているのは、栗山千明演じる千草貴子が忘れられません。それほど、すごかった。
元々は栗山千明と柴咲コウの配役が逆だったらしいですが、これをこの配役にしたのはピッタリだったなと。
栗山千明はこの演技を認められ、タランティーノ監督の「キルビル」への出演が決まったそうです。
また、バトルロワイアルはストーリーに無駄がないし、間延びがないですね。
ただし、映像的には暗めのシーンが多く、見づらいかもしれません。
個人的にはバトルロワイアルの小説が一番良かった
僕はハンガーゲームの小説は読んでいませんが、映画ハンガーゲーム、小説バトルロワイアル、映画バトルロワイアル、漫画バトルロワイアルを比較すると、やはり小説バトルロワイアルが一番良かったですね。
ハンガーゲームも恐らくはそうだと思いますが、映画になると結構省略したり、都合上変更した部分があるんですよね。
バトルロワイアルは小説を読んでないと、あれ?と唐突に感じるシーンが結構あります。
そこらへんを考えると、小説が一番いいかな。
まとめ
ハンガーゲームとバトルロワイアル、どちらも面白いと思います。
個人的な感想としては、映画バトルロワイアルの方が面白かったかな。
ハンガーゲームも映画館行ったりDVD借りたりするほどではないですが、ネットで気軽に見る映画としては十分面白かったです。
ということで、どちらもAmazonビデオで見られます。
いっそのこと見比べてみてください!
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