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巨人軍ではノック練習も賭け事の対象になっていたらしい

松本です。

 

がっかりなニュースが出ていましたね。さっき確認したらヤフートップになっていたので、見た方も多いでしょう。

今日の一曲
みんなキングオブルーキーだったはずなのになぁ。

巨人はノック練習でも賭けていたらしい

ヤフーニュースでこんな記事を見ました。巨人をクビになった松本選手が告白した話で、巨人軍ではノック練習も賭け事の対象になっていた、とありました。エラー1回で1万円だとか。

 

うーん、酷いと言わざるを得ない。これに対する巨人軍の回答は「選手達は練習に身が入るように自分たちで賭けてたけど、辞めさせたわ」だそうです。これも酷いなー。

 

松本選手は高卒ドラ1で巨人に入団したものの、怪我に泣いて登板なく、例の件でクビになったわけですが。いつからこういった賭け事をやってたのかは知りませんが、正直、かなりショックです。高校を卒業してすぐプロの世界に入るってことは、社会のことを何も知らないという、危険な一面もあるわけです。

 

もちろん、ほとんどの選手がそんな過ちを犯しはしません、18歳ですからね。自分の18歳を思い返してみても、今よりももっともっと幼稚で愚かでしたよ。本当に。それを大人が制してあげないと。かなりがっかりな記事でした。

賭け事の魅力

僕が通っていた中学でも、生徒間での賭け事が大きな問題になったことがありました。めちゃくちゃ怒られました。賭けの対象は何か忘れましたが、トランプとかだったと思います。それが、高校になって麻雀になり、今になって競馬・パチンコ・パチスロ・・・興味ない人からすれば馬鹿だろ、と思われるかもしれません。

 

賭け事にはやはり魅力があるんです。依存症、と言われるぐらい、自分の力で勝ったと過信させてしまうぐらい、魅力があるわけです。それを自分で制するのが大人なわけで。

 

しかし、自分の人生をかけた練習でお金を賭けるというのは、もはや「賭けること」に溺れていたということでしょう。彼らのツイッター上での発言を見ると、罪悪感なんてものは全くなかったようですし、すでにそういう環境が熟成しきっていたということでしょう。環境というのは恐ろしいと思います。人は流されるものですからね。

忘れてはいけないこと

賭け事を自分の手が届く範疇でやることは僕は構わないと思います。麻雀でも、ポーカーでも、遊び程度ならいいよって判例も出ていますし。賭けることで競技・遊技・行為がより楽しくなるというのは、わかる人もいると思います。しかし、賭けることがメインとなって、その手法はなんでもいい、となったら終わりですよ。

 

最後に、ミナミの帝王という漫画に出てくる、僕の好きな言葉を紹介します。

 

「馬じゃなく、オッズが走りだしたら終わり」

 

競馬において、この馬が勝つと思うから賭けるんじゃなく、この倍率(オッズ)の馬が勝ってくれたら巻き返せるから、となったらもう終わりということです。これは全てのギャンブルで言えることです。くれぐれもこの言葉を忘れずにいよう、と僕は思っています。

 

せっかく今年の野球は楽しみだ!という記事をあげようと思ってたのになぁ。残念です、ほんと。 

 確かこの巻だったかな。この頃のミナミの帝王は本当に面白かった。