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京都から万物の面白さを伝えます

バスの乗客のマナーが悪いと嘆くのは何もわかっていない

松本です。

 

今日は節分ですね。娘の通う保育園にも鬼が来たようです。

 娘に怖かった?と聞くと「怖かった・・・」と言ってました。泣いたそうです。鬼が帰ってからの数時間はみんなすごく静かだったと先生が言っていました。

 

うちの保育園、玄関にイベントの写真をよく飾ってるのですが、早速節分の写真も飾っていました。赤鬼と青鬼が豆を投げられている写真です。その前で、娘より少し年上の男の子と女の子が「なぁ、あれって本物かなぁ?俺偽物やと思うねん・・・」「うん、私もそう思うんやけどなぁ・・・」と真剣に語っていました。そうやって大人になっていくんだよ。

今日の一曲
衝撃のデビュー曲にして、解散ライヴのラストの曲でもあります。彼らはこの曲をラブソングと呼んでいましたが、ショッキングなタイトルとは裏腹にメロディは優しく、歌詞は切なく繊細です。青春の一曲ですね。

バスの乗客のマナーが悪いと嘆くのは何もわかっていない

 僕は常々思っていました。バスの乗客のマナーが悪いというか、馬鹿ばっかりじゃねーかと。京都は特にバスに乗ることが多いんですが、大体混んでいるので、そういう時には他人のマナーのようなものが気になるんですよね。もう不満だらけでした。

 

とにかくでかいリュックを後ろに背負ったまま立ってスマホをいじる青年、くっそ混んでるのに頑に座席に座らず、空いている席の目の前に立つ女性、くっっっっっっそ混んでるのに二人席の片方に荷物を置いて座り続ける老婆。後ろがめちゃくちゃ混んでるのに前に詰めない人々。とにっかく、腹が立つのです。

 

しかし、最近気づきました。間違ってたのは僕だと。

 

なぜなら、文句を言うならバスに乗るなということだと思うんです。バスの運賃は目的地まで乗せるだけの金額なんですよ。それについて乗り心地に文句を言うのは間違いだと思うんです。それならタクシーなり何なり個人を保障される乗り物を選ぶべきなんですよ。

 

つまり、エコノミーに乗っててサービスが悪いんだよクソがと言ってるようなものでね。エコノミーはエコノミーのサービスまでが約束されていて、そこから先を求めるのは求める方が悪いんですよ。

 

それに、求める方が悪いとわかっていると、対応が違うというか、印象が違うというか。どこかお互い様という意識も持てるし、諦めもつきますし。最近の僕はもうイライラは若干しますけど、諦めてます。求めるのが悪いと。

 

この前、僕が思っていたようなことを、連れの女性にブツクサ言ってる男の人がいたんですよ。前に詰めねーなとか降車ボタン全然押さないな押さないやつは降りるんじゃねーよ、みたいなことをね。まぁわかるんですよ。わかるんですけども。

 

しかし、なんと情けないことか。思ってるだけでも後から考えたら馬鹿らしいのに、それを言葉に発するなんて。しかも連れの女性に愚痴るなんて。俺こういうの言っちゃうぜ的なドヤ声で話してしまうなんて。周りのやつら聞けよー的な態度を出してしまうなんて。これだからバスは嫌なんだよ!

 

ていうね。まぁ、今回の記事は箸休め的な、はい。ね。じゃあね。