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京都から万物の面白さを伝えます

最高級品質ジーンズ、京都デニムについて

松本です。

 

唐突ですが、皆さん、オシャレに興味はありますでしょうか。お前がオシャレを語るんかいって感じかもしれませんが、僕は3つだけこだわりのアイテムがあります。

 それは、ダウンコートとジーンズと財布です。その中で今日紹介したいのは、純国産の最高級品質ジーンズ、京都デニムのジーンズです。

今日の一曲
ブリットポップからの脱却を印象づけたブラーの名曲。当時はオアシスと比べられてどうこう言われてましたが、このアルバム自体は素晴らしいと思います。5thにしてセルフタイトルをつけるだけはあるなと。その象徴みたいな曲ですね。

京都デニムとの出会い

僕は元々2万ぐらいのエビスのジーンズを履いていたんですが、もう一本ぐらいサブに買おうと思って京都のジーンズ屋を探しました。なんでもよかったんですが、もしかしたら安く買える店とかあるかなって。

 

でも正直、もうユニクロでいいかなって感じでもあったんです、最初は。ちなみにエビスを買った理由は、ユニクロにジーンズ買いに行ったら隣にエビスの店があり、ふらーっと入ってみたら店員さんが親切だったからです。僕が「実はユニクロのジーンズを買いに来たんですけどね」と言ったら、笑顔で「ユニクロのジーンズもすごくいいですよね」って言われて、なんか、いいヤツだなって。それで買いました。

 

そして、今回もユニクロのジーンズを探していると、何やら「京都デニム」という名前のジーンズ屋があるのを見つけまして。まず、名前に惹かれるじゃないですか。京都に住んでるんだし、こういうのもいいなと思って値段を見たらまぁ高い。でも興味が出たんでとりあえず行ってみようと、たまたま京都に遊びに来てた兄貴と行きました。

 

直営店は実は京都に一店舗しかありません。京都駅の近くです。しかもこじんまりとした店です。詳細は京都デニム公式サイトを見て頂くとして、とにかくジーンズがずらーっとかけられた非常にシンプルなお店です。宮本さん(後で名刺もらいました)に接客していただき、京都デニムとは何?から聞き始めました。

純国産の最高級品質

京都デニムができるまでの話や、その制作工程をお話してもらったんですが、やはり、日本人がみんな持っている「和に憧れる心」みたいなのがあるじゃないですか。それがびびっときたんですよ。ジーンズ細部へのこだわりもそうですが、友禅染による染色や和丸出しのデザインがジーンズとうまく合ってるんですね。

 

とにかく品質がいい。そして高い。でも、これは当然なんですよ。品質がいいものが高いのは当然だし、逆に高くなくちゃいけないよなって思いまして。いや、しかし、高いわ。安い方から見せてもらったんですが、最初から履いてたジーンズより高かったです。僕、ユニクロのジーンズ買うんじゃなかったの?って感じでした。

 

しかも、こうなれば「どうせ買うなら精神」が出てきます。値段で迷って安いの選ぶぐらいなら、一番気に入ったの買おうよそれがいいよ的なことを下半身がささやいてきます(ジーンズ買うからね)。で、僕が気になったのが大鎧という名前のジーンズです。これがかっこいい。しかし高い。どうしようかなーと迷っていました。

 

すると、横から兄貴が「俺、大鎧、買うわ」と言い出しました。

 

は!?!?!?

 

弟の買い物につき合って、弟が買うか迷ってるジーンズを横から買うわって先に言う兄貴がこの世にいますか?

 

しかし、これには理由がありまして。そのとき、店舗には大鎧の重ね染めが3本あったんです。確か、茶色、灰色、緑色。それの灰色を買うと。僕は茶色か緑色を買うか迷ってたんで、灰色を買うと言い出しました。

 

しかし、そうなると俺が買わない訳にはいきません。買うか迷ったジーンズを色違いとはいえ、目の前で履かれ続けるのはなんか悔しい。というか、買うか迷う理由がお金の時は大体買った方がいい買おうという謎理論で買いました。

 

大鎧、友禅染、緑色。約6万でした(7万だったかも?)。

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どぎつい緑色じゃなく、青に緑を足してるので不思議な色合いになっています。この、ただものではない感、すごく気に入ってます。

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和っぽいところをアップにするとこんな感じ。

 

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伝統工芸京友禅染の文字が!

結局どーなの?

僕は大満足です。まぁ、満足する自信なかったら買いませんけどね。こんな高いジーンズ。僕の中で、出せない値段ではないにせよ、かなりギリギリだったとは思います。でも、僕はブランド名には一円も出したつもりはありません。全て、デザイン、技術に払いました。だから、満足しています。

 

昔、D&Gのジーンズを履いていたり、EDWINやらリーバイスやら何やら色々履きましたが、とりあえずブランド名が安心できるというのにお金をいくらか払ってた気はします。でも、今回は全てこのジーンズに払いました。だって、京都デニムのジーンズ履いてるんだ、オシャレ〜なんて言われることはまずありませんからね。

 

なので、気に入ったら買えばいいと思います。というか、見に行ったら必ず気に入るのはあると思います。その「気に入った心」と「払える心」の天秤ですね。僕はギリ払える心が勝ちました。なので、買いました。全く後悔してませんし、むしろ今でもいい買い物したなぁと思ってます。そして、僕に金があれば茶色も買ったのになぁと思ってます。

 

ちなみに、そのとき接客してくれた宮本さんも大鎧の通常色を履いてました。そしてその横で緑を履く僕と、灰色を履く兄貴。なかなか三人同じデザインのジーンズ並ぶことないですよ。でも、どれもこれもかっこよかったです。30歳のうちにもう一本ぐらい買いたいですね。自分へのご褒美に。ブログ書いてるだけですが。

 

以上!