松本です。
昼間、娘の相手をしながら、録画していた小田和正のクリスマスの約束2015を見ました。知らない方に簡単に説明しますと、小田和正がゲストを呼んで色んな曲を歌うという番組です。
最初に見たのは2001年の第1回でした。誰もゲストが来ない、というのが衝撃的だったのを覚えています。それから定期的に見続け、もう15年ですか。2時間番組でほとんど歌っているので、結構「見るぞ!」という心構えがいるんですよね、この番組。
今年は衝撃のゲスト、というのはありませんでした。2013年の吉田拓郎が来たときはびっくりしすぎて飛び上がりましたが(僕は吉田拓郎の大ファンです)、今年のゲストはいつものメンバーにトライセラトップスの和田唱でした。
本来なら吉田拓郎が来た2013年の衝撃を8万文字ぐらいで書き殴りたいのですが、2015年もかなり良かったので、少しレポのようなものを書いてみたいと思います。
和田唱の凄さ
最初はHYの女性ヴォーカルの方がHYの曲を歌っていました。僕はHYの曲は1.2曲しか知らなくて、この曲も知らなかったんですが、良かったです。歌うまいですね。小田和正の声がなくても、多分いい曲だなと思える曲でした。366日という曲でした。
その後、トライセラトプスの和田唱が登場。僕は正直、トライセラはそんなに好きじゃないというか、あまり知らないんですよね。高校のときにちょっと聴いたことあるかな、ぐらいの。なので、あまり期待はしてませんでした。何やるんだろーぐらいの。
1曲目、まさかのマイケルジャクソン(結婚式で流したぐらい大ファンです)じゃないですか。しかもヒールザワールド!しかもめちゃくちゃうまい。曲前のVTRでかなり褒められていたので期待はしてましたが、それでもびっくりしました。
その後、いつものメンバー
その後、いつものメンバーが出てきて松たか子やJUJUが歌っていました。うまかったですが、ここは特に感想なし。いつものスターダストレビューの根元要やスキマスイッチの二人といきものがかりのギターが出てきていつもの感じに。で、あと1曲だけ紹介したい曲があります。
それは、井上陽水と忌野清志郎の合作である、帰れない二人です。
(二人で歌っている音源がなかったのでYouTubeでごめんなさい)
ご存知の通り、日本で初めてミリオンセラーを記録した井上陽水の大ヒットアルバム「氷の世界」に収録された名曲です。なんとお互いに一行ずつ歌詞を書いていき、二時間程度で完成させたそうです。素晴らしい曲です。
記憶に残ったのはここらへんですかね。しかし、小田和正の歌唱力は衰えないですね。歌に大事なのは音程というのもあるんですが、雰囲気と声質というのが大きいと思います。僕もー、やっぱ、ちょっと?音楽やってたからーわかるんだけどさぁ、小田君の声ってすごくストレートなのにさ、儚さ?みたいなのが見え隠れするのがすっげぇセクシーだよね、という感じです。
音楽と絵は似ていると思うんですよね。いくらうまいなーと思っても、それだけじゃ心に響かないというか。それだけじゃない何か、が重要だと思うんですよ。出ているメンバーは全員うまいけど、やっぱり小田和正はすごいなと思います。そんなにファンでもない僕が毎年この番組を見ている理由かもしれませんね。