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さて、新人王高山くんを祝う準備をしようじゃないか

 

松本です。

2016年、プロ野球新人王に関する記事をいくつか書きました。

 

そろそろ、その答えが出るときです。

頭一つ抜き出たのは

そう。阪神の高山俊くんです。

高山くんは7月終了時に打率を.279となかなかのアベレージを記録し、他の候補次第というところでした。

そしてちょうどその辺りから、本命と見られていたDeNAの今永昇太くんが若干伸び悩み、やや消去法ではありますが、高山くんが本命かな、という感じになり、今に至るという感じでしょうか。

成績以外に考慮される点

新人王は記者団の投票により選ばれますので、単純な成績もさることながら、それ以外に考慮される点も大きいと言われています。

チーム内での貢献度や、新記録という印象度も大きいでしょう。

では高山くんのそれらの点に関してはどうでしょうか?

高い得点圏打率=貢献

現在(8/24)、高山くんは打率ではセリーグで16位ですが、なんと得点圏打率はDeNA筒香選手に次ぐ2位となっています。

しかも、筒香選手は.382、高山くんは.375とかなり僅差です。

これはかなりの好印象だと思います。

また、仮定の話になりますが、もし1位になんてなれば・・・十分にありえる話です。

猛打賞の多さ

また、猛打賞の多さも挙げられます。

現在(8/24)、12回の猛打賞を記録しており、阪神の新人記録を塗り替えました。

ちなみにプロ野球の新人記録は長嶋茂雄氏の14回なので、こちらも更新は不可能ではないところまできています。

もちろん、更新できないにせよ、この多さはかなりのインパクトでしょう。

Aクラス争いの結果・・・!?

ここでもう一つ重要な点があります。

それは阪神とDeNAがAクラス争いをしているという点です。

ここから高山くんが今の成績を維持し、3位となった場合、恐らくほぼ確定でしょう。

しかし、ここから今永くんが勝ちを重ね、その結果、DeNAが3位となった場合、今永くんの可能性も残されると思います。

現在(8/24)、今永くんは6勝ですが、10勝or規定回数に到達し、3位となれば・・・わかりません。

最後まで目が離せません

まだセリーグは優勝争いも3位争いもどうなるかわかりません。

そこの争いはもちろん一番気になるところではありますが、そこに新人王が絡んでいることも考慮して見ると、より一層楽しく見れるのではないでしょうか。

もちろん、今回に挙げた2人以外の可能性も残っていますので、候補の皆さんには頑張ってほしいですね!

おわり!