松本です。
そもそも「フランク三浦」とは?
まずはこちらのニュースをご覧ください。
簡単に言うと、パロディの時計に対して、本家が製造中止しろや!って訴えたら、そこまで本気にならなくても・・・と判決を出したという話です。
確かに「フランク三浦」という語幹は「フランクミューラー」にそっくりですし、物自体も似せて作ってるように見えます。なので、訴えるのも当然かと思います。
一方で、でもまぁたかだか数千円の腕時計だし、間違えないっしょ、という判決もわかります。本家に対する損失が認められなかった、ということのようです。
僕は法律の知識は全くないので、今回はその判決の是非ではなく、愛用する「フランク三浦」の魅力を語りたいと思います。一応、判決ではセーフだったしね。
まずは実物をどうぞ
そもそも、フランク三浦とは4000円〜の激安腕時計です。言ってしまえば、使い捨てのようなものです(公式アナウンスでも同じようなことを言っていました)。ですが、一見でオシャレ風ですし、汚しても買い替えりゃいいので、使い勝手もなかなかです。
こちらが実物です。
相変わらず撮影技術がイマイチ。真ん中に「フランク三浦」の文字が。
見た感じ、おお、オシャレじゃないの、と思うかもしれませんが、実物を間近で見ると、チープさが際立っています。ですが、そこがまた魅力でもあると思います。見た瞬間に、偽物かどうかわからない偽物はダメですからね。
あくまで「贋作」ではなく「パロディ」です。もっと言えば「ジョーク商品」と言ってもいいかもしれません。
作りの粗さが尋常じゃない
また、フランク三浦の特徴としまして、その作りの粗さが挙げられます。
ベルト穴なんて一瞬でボロボロになります。
何やら後ろに色々と書いていますが、一番下に「非防水」と書かれています。
こう明記しているのは伊達ではなく、上の部分と左下の部分が少し錆びているのがわかると思いますが、これは僕の「汗」で錆びたものです。むき出しの純アルミでも使ってるんじゃないか?というぐらい錆びます。
確かテレビで紹介されていた時は「完全非防水です。水没したら新しいの買ってください。そっちの方が安い」と言ってました。
ここまで言われると、品質に対して何か言うことが馬鹿らしくなってきます。
とは言え、大人気らしいです
よくメディアでも紹介されていますし、今回の訴訟でもまた有名になって、かなり大人気のようです。
まぁこういう商品が大人気!というのも、ちょっと問題があるような気もしますが・・・あくまでジョーク商品なのでね。本物と間違う人はいないということで、コピー商品よりはマシかなぁと。
僕も友人二人に紹介したら、即、買ってました。そして結婚式にも付けて来てました。しかも二人とも。本当に馬鹿だと思います。
使用感はもちろん悪いのですが、それも踏まえて付ける面白さ、というのが一番の魅力かもしれませんね。
また、オススメした友人が、ベルトだけは交換した方がいいと言っていました。つけ心地が全く違うと。ただし、本体より高いらしいです。
僕は普段はあまりつけないのでそのまま使ってますが、毎日つけるよ!って人はそれでもいいかもしれませんね。
購入するなら
僕はAmazonで買いました。
これですね。
と思ったら、めちゃくちゃ値段上がってますね(記事を書いてる時点では17300円)。僕が買った時はいくらか忘れましたが、数千円だったはず。6000円ぐらいだったかな。おかしいなと思って調べたら、何やら生産が追いつかなくてプレミアがついてるみたいですね。
はっきり言って、こんな高い値段では買わない方がいいです。
なぜなら、この腕時計のコンセプトから外れてしまっているからです。
非防水で水没したら新しいの買ってねーって言ってるのに、17300円はちょっと高すぎでしょう。訴訟問題で有名になって、注文が殺到したらしいですね。
少ししたら値段も落ち着くと思うので、まぁその時期まで待った方がいいですね。そのタイミングでまたブログの記事にしようかな。
ちょっとした笑いにもなるし、興味のある人は買ってみては!?って書こうと思いましたが、こんな値段でオススメしたら詐欺みたいなもんですしね。
他にもオススメの腕時計はいくつかあるので、また記事にしたいと思います。それでは!