松本です。
先日、会社でどうしてもシュークリームが食べたくなったので、昼休みに購買に行きました。
パッと見て、ラス1のシュークリームを確認した瞬間に「あ、ココナッツサブレも買おう」と思い、2歩歩いてココナッツサブレを手に取り、振り向いた瞬間にシュークリームはなくなっていました。その間、2秒。嘘やろ・・・
頭の体操をしませんか
頭の体操をしませんか。お察しの通り、僕はこういうのが大好きです。リアル脱出ゲームもそうですが、ネットでアップル社の入社試験(有名な「全米にピアノの調律師は何人いますか」的なやつ)とか、Googleの入社試験とか言われると、よっしゃこい!ってなります。
そこで、皆さんにも僕が用意した難問に挑んで頂きたいと思います。このブログを読んでいる人は、大体がマイクロソフトに転職できるぐらいの知能を持っていると仮定すると、ちょっと簡単かもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください。
それでは、とりあえず、僕のとっておきの問題を出す前に、簡単な問題を解いてみてください。ウォーミグアップってやつですね。簡単な問題を解いてから難しい問題に挑戦すると、正答率が上がるらしいので、ささっとやってみてください。暗算でも、メモしても結構ですよ。
いきます。
あなたは寝坊して、急いで会社に向かいました。かかった秒数を計算してください。
1、朝起きて、すぐさま寝坊を確信。パジャマを5秒で脱いで、シャツを5秒で着て、カッターシャツを5秒で着て、靴下を5秒で履いて、ズボンを5秒で履いて、スーツを5秒で着ました。
2、家を30秒で出て、自転車で300秒走り、会社に到着しました。
3、5階まで6秒かかるエレベーターで、25階まで昇り、30秒かかる廊下を3本走りきり、フロアに到着しました。
さて、トータルで何秒かかりましたか?
(明記されていない事象の時間は検討しなくてもよい)
簡単ですね。
正解は。
正解は!
正解は、486秒です。
あれ?
多分、480秒と答えた人が多かったんじゃないでしょうか。見直してみると非常に簡単な話です。5階まで6秒かかるエレベーターで25階まで、のところですね。ついつい単純に5倍してしまう人が多いと思います。6×(25÷5)で30秒、他の秒数と似ていますしね。しかし、5階まで昇った場合、間には4階しかありません。25階まで昇ると、間には24階あるので、6×(24÷4)で36秒かかるというわけです。
しかし、問題文をこうすればどうでしょう?
あなたは5階まで6秒で昇るエレベーターで25階まで昇ります。さて、必要な時間は何秒でしょうか? <一般正解率5%>
これ、5%は適当に書きましたが、結構な人数が正解すると思いませんか?この場合、実は「5%」までが問題文となっているのと同じなんですよ。
我々が物事を考える時、無意識のうちに出来るだけ多くの要因(ヒント)を考慮しようとしているんですね。その中で、考え方までも決めてしまっているんですよ。この問題では「普通に考えれば30秒?」「でも正解率5%ということは、ひっかけ問題?」「ひっかけ問題とすれば、30秒と間違わせようとしてるのはどこだろう?」こんな感じで。
こういうクイズなら、その考え方でひっかけに気づくかもしれません。でも、答えのない問題でも同じような考え方をして、考えすぎた!みたいなことはないでしょうか?シンプルに考えればよかったんだ!って。
目や脳を騙す、騙し絵というのはよく見かけますが、そんなことをしなくても、勝手に自分で自分を騙してしまうことがあるということですね。
どうでしょうか。頭の体操になりましたか?ちなみに「僕が用意した難問」は用意していません。でも、難問を用意してくれたら解いてやろうという用意はしています。なんか面白い問題教えてください。ひっかけないでね。
ついつい買ってしまうnewtonのこのシリーズ。どれだけ時間があっても足りません。友人と東京から新幹線乗る前に買って、着く瞬間までやってました。面白い!