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四条通り週末.com

京都から万物の面白さを伝えます

2016年ドラフト 育成8位で松澤裕介くんを指名した巨人の「粋」

野球

 

松本です。

もう少しだけ、ドラフトの話題を。

巨人が育成8位(※)で香川オリーブガイナーズの松澤裕介くんを指名

まぁ、タイトルの通りなのですが、事情を知っている人からすれば、おおっとなったと思います。

 

(※ 育成指名とは支配下登録の上限60人を超えた枠で、主に選手の育成を目的として契約するという制度。一軍の試合に出るためには改めて支配下登録が必要)

 

その経緯から説明しましょう。

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松澤裕介くん

 

2015年ドラフトでも巨人から指名

実は、松澤くんは2015年のドラフトでも巨人から指名されています。

その際は育成3位の指名でした。

松澤くんは「東京ドームでホームランを打ちたい」と語り、入団する予定でした。

しかし、ドラフト後に左手手首関節靭帯損傷という怪我を負い、塾考の末、泣く泣く入団を断念しておりました。

両親に「1年だけやらせてくれ」と言ってまで入ったプロの世界ですから、相当悩み、悔しかったと思います。 

実際のところ、1年目は怪我を治す年として頑張って入団すればいいのでは?とも思いますが、育成指名という性質上、1年は長いと判断したのでしょうか。

 

2016年も香川オリーブガイナーズに残留しました。

怪我からの復帰も、なかなか伸びない成績

怪我から復帰し、香川オリーブガイナーズで試合に出ていた松澤くんですが、前年ほどの成績は残せませんでした。

打率、ホームラン、打点のいずれもが前年度より下降。

 

松澤くんの話はドラフト前から僕も知っていて、下位で指名されるかどうか、というところで注目している何人かの一人でした。

しかし、成績のこともあり、正直、厳しいかなぁとも思っていました。

 

そしてドラフト当日も名前は呼ばれず・・・

 

全体最終115人目での指名

しかし、最後の最後、115人目で指名がありました。

しかも去年と同じ巨人からの指名です。

 

僕は巨人の育成システムの使い方には少し疑問があって、山口投手のような育成から這い上がってきた選手の再来を求めているのか、多くを取って本当に育成できているのか?と。

育成登録になった元東海大の坂口選手も成績残してもなかなか支配下登録できていないのもありまして、育成システムをうまく利用して、とりあえず選手集めて育てばいいや的なことになっていないかと思っていました。

 

しかし、今回の指名は正直、グッときました。

ただ単純に選手として魅力があるからか、怪我の影響で落ちていただけと判断したか、もしかしたら、もう一度チャンスをあげようと思ったのか。

それに関してはわかりません。

 

巨人が育成システムをどう捉えているのかはわかりませんが、多くを取るということは、少なくとも、多くにチャンスを与えるということなのかなと。

三軍制を敷いてまで、多くに門戸を開くという方針であれば、それはそれで正解で、後は選手次第というやり方も悪くはないのかなと思いました。

 

巨人は嫌いですが。

 

松澤くんには頑張って欲しいですね

このシステムのせいで、中途半端にプロの入り口に立って、何もできずにただ年を重ねてしまう人間を増やすだけなのか、それともその選手次第で本当にチャンスがチャンスになるのか。

松澤くんには本当に頑張って欲しいと思います。

プロ入りの経緯で最も遠回りし、挫折した一人だと思います。

それを「プロに入ってしまえば全員一緒」と乗り越えられるのかどうか。

これからも当ブログは松澤くんを応援していきます!

 

巨人はk

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