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Time is Moneyと時は金なりの違い 〜奴隷達の宴〜

松本です。

  

今日の一曲
僕が中学生の頃、初めて聴いた洋楽が「オアシス」と「オフスプリング」でした。当時は「アメリカーナ」というアルバムが爆発的にヒットした時で、ほー、なかなかいいなとクソガキながらに思ってました。その流れでちょっと聴いてみるか、と思って聴いたのがこのアルバムです。めっちゃいい!と思いましたよ。特にこの曲。今聴いてもいいです。遠い昔ですが、今でもこの曲を聴けば十四歳に戻れるような気がします(ハイロウズ「十四歳」より)。

 Time is Moneyと時は金なりの違い

という話を聞いたので、ちょっと話してみます。

 

もちろん、皆さん時は金なりということわざを聞いたことがあると思います。これは元々西洋のことわざである「Time is Money」を、そのまんま日本語にしたわけですが。

 

皆さん、このことわざについて考えたことはあるでしょうか?と言うか、違うものと認識したことはあるでしょうか?僕は、この話を聞くまでは全く同じだと思っていました。

 

まぁ、厳密に言うと、二つの意味の違いというよりは、文化の違いに近いかもしれませんが。簡単に言うと、価値の違いです。

 

Time is Moneyは「Time=Money」ですが、時は金なりは「時>金」という認識に近い、と。

 

そう言われてみれば?

なんか、そう言われてみれば「時は金なり」って時間は重要!って意味で使われることが多い気がします。時は金なりだよ!って、ほぼ「急げよ!!」って言われてるのと同じなような。

 

なんとなくですが、時間はお金よりも大事だから、時間を無駄に使うのはやめようね、というニュアンスですよね。まぁそもそもあんまり使うことはないですけど。

 

それに対して、Time is Moneyというのは、時間とお金は等価値だからね、というニュアンスで使われるそうです。

 

こんなに働いたんだからさ!タイムイズマネーだろ!みたいな感じのようです。まさに「イズ」なんですね。なんか、イメージですが、ちょっと合理的というか。感情は挟まないよ!的な。

Time is Moneyでいきましょう

しかし、ここ最近は皆さん働きすぎじゃないでしょうか。サービス残業だとか、みなし残業だとか。僕は働く上で決めていることがあります。サービス残業は絶対にしない、と。

 

そんな甘い考えで仕事できるか、とか、ずいぶん楽な仕事をしてるね、とか言われるかもしれませんが、甘い甘くないで語らず、正しいか正しくないかで語りましょう。ちょっとぐらいの汚れ仕事なら残さずに全部やってやりますが、限度がありますからね。サービス精神でまかなえないことは、それはもう無理ってことなんだから。

 

僕はサービス残業なしで潰れる会社は本来潰れていて当然だし、金もらってない仕事は仕事じゃないと思っています。ボランティアですよ。金が発生してないわけなので。

 

最近、よく「いじめ」という言葉がよくないとか言いますよね。暴行事件だと。他にも「万引き」や「暴走族」もそうですよ。言葉が罪を軽くしたり、あこがれを抱かせたりするわけですよ。

 

僕は言いたいですね。サービス残業ではなく「奴隷達の宴」だと。いや、これじゃかっこいい。あこがれを抱かせてしまうかもしれないな。もっと「不正労働」とかの方がいいのかな。それか「タダ働き」とか「人生の無駄遣い」とかそんな感じの方がいいかな。

 

まずは「Time is Money」ですよ。時間とお金が等価値と認識することが、地道に努力する道にもつながると思いますし、今の環境を是正する一歩だと思います。合言葉は「俺たちTIM!」でいきましょう。

 

ちょっと「奴隷達の宴」が気に入ったのでサブタイトルに入れておきました。あこがれを抱かせてしまうかもしれないな。ちなみにAmazonで「奴隷達の宴」で調べたら、ここで紹介できそうなのは一つも出てきませんでした。絶対に検索するなよ!