四条通り週末.com

京都から万物の面白さを伝えます

どうせ君たち、僕が財布を落とした話を聞きたいんでしょう?

松本です。

 

なんか、岡村靖幸の曲みたいなタイトルですが。そうでもないですが。

 

まずは、未読の方はこちらを流し読んで僕の溺愛ぷりを感じて頂ければ。

さて、今回のお話にいきましょう。

今日の一曲
スチャダラパーは特に好きということもなく、オザケンも熱心なファンということもなく(フリッパーズは好き)、しかし、この2つがミックスされるとこんなご機嫌な曲になるんですねー。ラップはちょっと、と思う方も、オザケン〜?という方も、ぜひぜひ聴いてください。

 

あの娘、 僕が財布落としたらどんな顔するだろう

ちょっと話が変わってますが。タイトル通り、財布を落としました。つい先日、あれだけ「財布はいいものを買え」と熱弁しといてこのざまです。ハハ、笑えよ。

 

しかしですね、最初に言っておきますと、実はもう発見されて警察署に届いているそうです。さすがにね。さすがにそこまで皆さんの快楽のツボを押すような記事は書きませんよ。白飯用意して後はオカズ待ち、という読者の方には申し訳ありませんが、見つかってなければ、黙ってひっそりと同じ財布を買い直していますよ。

 

しかし、今回の件でいくつか学んだこと、心に刻むべきことを書いてみようと思います。

カバンの中から飛んでいった財布

実は今回、財布はカバンの中に入れていたんです。それを、落としてしまったと。なぜなんでしょうか。それは、娘を抱きかかえていたからだと思うのです。娘と一緒にいるときって、やっぱり集中力がかなり落ちてるんですよね。それで財布も落としてるんですからバカ丸出しの話なんですけども。

 

そして、カバンに入れているという安心感ですよ。これがねぇ。

 

普通に入れていると、もちろん落とすはずなんてないんですけど、保育園帰りで娘の保育園の準備をカバンにパンパンに詰めていたんですね。そして、スーパーで買い物した後、その上にポンと乗せる感じでカバンを閉めました。しかもカバンってメッセンジャーバッグですからね。パンパンに詰めると上の方に隙間ができるんですよ。そこから飛んで行ったようです。これ、かなり注意した方がいいですね。

こういうやつです。便利なんですけどねー。

 

今まで僕は家に帰った時に取り出しやすいよう、キーケースを上にポンと置いたり、スーパーで買い物したときに取り出しやすいよう、財布を上に置いたりしてました。普通に入れておくと一番底になっちゃうので。しかし、それが失敗でした。

 

その昔、キャプテンハーロックは言っておりました。

 

思い出は俺の心の中にしまっておく。ここが一番安全だ。

 

これなのです。この心こそが必要なのです。本当に大切なものは一番安全なところにしまっておくべきなのですよ。ハーロックスピリッツですよ。

 

財布とキーケースはカバンの底にしまっておく。ここが一番安全だ。

 

これです。この精神が足りてませんでしたね。これは本当に反省。

拾ったものは届けるという心

今まで僕は一度も破らなかった誓いがあります。それは、拾ったものは届けるということです。当然だろ!と思う方もおられるかもしれません。いや、当然だろ!とは思っていても、落としたものが届けられないことも多々あるこの世の中、残念ながら当然ではないのです。

 

しかし、僕は子供の頃に拾った100円を届けて以来、一度もネコババをしたことはありません。

 

たまーにパチンコ屋でカードを拾うことがあります。これについて少し説明しますと、パチ屋で台に座って遊技をする際、横についてあるサンドという球やメダルを借りる機械にお金を入れる必要があります。

 

そして、この台もうやーめたとなったとき、そのサンドから入れた分と使った分の差額が入ったカードが出てきます。これを使うと、次の台でそのまま同様に遊技ができるというものです(もちろん、後で清算可能)。

 

これをよくなくします。そして、たまーに拾います。僕は拾った場合は絶対に店員に渡します。1円たりとも使ったことはありません。そして、自分が落とした場合、ほぼ返ってきません(7000円とか落としたことあるよ!!)。これを僕はずーっと考えていました。

 

なぜ我は拾ったならば返すのに、なぜ馬鹿どもは拾っても返さない!?パチ屋にいる人間は自分含め全員カスなので仕方ないとは思いますが、神様不公平だよ!とは思っていました。

 

しかし、今回の財布の件で、自分は間違っていなかったと!拾ったものは届けるべきだという心を再認識しました。カードを拾ったカスども、カードを返しなさい。ならば救われます。

大逆転のカタルシス

今回、実は僕は財布を落としたことを確信はしていませんでした。朝、あれ財布ないな。まさか・・・とは思ったものの、時間がなくて家の中をくまなく探せなかったのです。なので、家に帰ってめっちゃ探してもなかったら連絡しようと思っていました。

 

その矢先に、拾ってますよという電話でした。なので、確信したときほどの不安感はありませんでした。

 

しかし、自分のお気に入りの財布だったため、なくなったら最悪だなぁとは思っていました。そこからの電話での安心感。これぞ大逆転のカタルシス!!パチ屋で10万負けから1万負けまで戻したとき、よし、今日焼肉食って帰ろう!となるあれです。

 

負けてるけど、いつかの自分を起点とした場合、めっちゃ勝った!というわけのわからない計算式。それが底ならば底であるほど振れ幅が気持ちいいのです。財布失くしたあああああああったあああああああ!!!!の流れです。

 

つまり、何が言いたいかって、いい財布を買おうということです。もちろん落とす場合は自己責任で。僕が拾ったら返すよ!