松本です。
とうとう来てしまいました。このカテゴリが。単独カテゴリにした割にはそんなに更新しないと思います。大きな大会に出たりもしないだろうし（以前にAJPC予選とポーカー甲子園のday1には出たことあります）。海外にも行かないだろうし。
さて。そもそもポーカーとは何でしょうか、という話ですよ。タイトルにもあるように、僕が嗜んでいるポーカーとは「テキサスホールデムポーカー」と呼ばれるものです。実は日本でよくされているポーカーとは一般的に「ドローポーカー」と呼ばれるもので、世界基準で見るとあまりプレイされていません。圧倒的にホールデムの方が遊技人口は多いのです。
では、何が違うのか、そして、何が面白いのかを少しだけ話します。ただ最初に言っておきますが、僕はザコです。ポーカーの世界ではザコのことを「フィッシュ」と言いますが、僕は紛れもなく純粋なフィッシュです。もし万が一それなりのプレイヤーの方が何かの間違いでここを見ているとしたら、魚がパクパクとくちを動かしてやがるなと思ってコーヒーを一口すすってください。
ルールの説明をしまぁす。最初にプレイヤーですが、2人以上であれば基本的には何人でもかまいません。まぁ1つのテーブルでは10人が限界ですが、それ以上多くなると複数のテーブルになって戦うだけで、プレイは可能です。では、まず簡単に説明します。自分ができるアクションは「賭ける」「降りる」「もっと賭ける（全部賭ける）」の3つです。それを最大で4回する。以下の流れでゲームは進みます。
1、プリフロップ
全プレイヤーにカードが2枚配られます（ハンドと呼ぶ）。これは最後まで見せません。降りるとしても見せなくて構いません。ホールデムはゲームごとに最低参加費（ブラインド）が決まっていて、BB（ビッグブラインド）と呼ばれる人は無条件で払います。その右隣のSB（スモールブラインド）と呼ばれる人は半分だけ払います。この状態でスタートです。BBの左隣からアクションしていって、時計回りでSB、BBまでアクションして1周です。この時点で降りる場合、SBとBB以外は参加費はいりません。
2、フロップ
場にカードが3枚見せられます。コミュニティカードと言いますが、一般的にはボードと呼ばれることが多いです。自分のハンドと合わせて役を作れる状態になりました。今度はSBから順に時計回りでアクションをします。
3、ターン
場に追加で1枚見せられます。自分のハンドと4枚のうちの好きな5枚で役を作ります。同様にアクションします。
4、リバー
場に最後の1枚が見せられます。ターンと同様にアクションしていき、全員が賭けた金額が同じになればショーダウンでハンドを見せて強さを競います。
以上。補足していきます。
まず、最初に驚くのはハンドしかない状態で始まることだと思います。だって、役が出来てないんですから。しかし、2枚しか持っていない状態で自分の全てのチップを賭ける人間もいるのです。もし、二人でプレイ（ヘッズアップ）しているとします。自分のハンドがAが2枚とします。これは最強のハンドです。そして、相手がKとQを持っているとします。勝率はどうなっているでしょうか。どちらも強そうですが、実は、AAの勝率が89％程度です。それほど、最初の2枚、ハンドは重要なのです。しかし、逆に言うとKQでなくて34でも勝率はほとんど変わりません。重要ではありますが、それ以降のプレイが更に重要なのです。
では各フェイズでのアクションとは、また次のフェイズに移る条件とは。補足します。まずプリフロップでBBの隣の人がやることは、参加費を払う（コール）、参加費を払わずに降りる（ダウン）、参加費を上乗せする（レイズ）の3つです。また、その次の人も同様に、その3つのいずれかのアクションをします。参加者全員の払ったチップの量が同じになれば次のフェイズに移ります。そして、これの繰り返しです。また、どのフェイズであろうと、一人以外全員が降りれば残った一人の勝ちです。
このゲームの何が面白いって簡単に説明しますと、お互いのハンドの読み合いが重要なんですよ。運ももちろんありますが、このゲームは運の要素があまりないと言われています。実力が物を言います。どれだけ自分が弱いときに強く見せられるか、どれだけ自分が強いときに弱く見せられるか、簡単に言えばそういうことです。弱いときはできるだけ強く見せて他の全員を降ろして勝つことを目指します。強いときはできるだけ相手を降ろさせずにチップを払わせて勝つことを目指します。弱いくせに強いように見せてるだけだろ、と思ったらめちゃくちゃ強かった。よくあることです。騙し合いなわけですよ。
あかん、終わらん。伝わらん。続く、で逃げようか。
とりあえず全カテゴリ一周しますが、そこからは割とテキトーにいきますので、リクエストとかあれば優先するかもしれません。以上！